内臓脂肪を減らすのに有効な7つのツボを紹介

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内臓脂肪を燃焼させる7つのツボや押し方、注意点など

内臓脂肪はお腹がぽっこりした肥満タイプのものあれば、外見上は全く太ってみえないのに内臓脂肪が多い隠れ肥満タイプがあります。

 

内臓脂肪の蓄積は見た目での判断のみではわからないケースもあるので見過ごしがちですが、筋肉部分が急に柔らかくなったり、肌がかさつくなどの皮膚トラブルを発症しますので、これらの体からのサインが改善されない場合には過剰な内臓脂肪が蓄積されている恐れがあります。

 

内臓脂肪蓄積の原因には新陳代謝の低下が主であり、代謝を高めるツボを押すことで脂肪を燃焼させる働きが期待できます。

 

ツボ押しを始める前に

ツボは気の流れを改善するものですが、血流に勢いが増して体温が上がる作用から、不調にあたる身体部位に向けたツボをいかに上手に押すかが重要になります。

 

また内臓脂肪との関係をみると、ツボは内臓と対応した気の通り道であり、きちんとツボの位置を探して押すことで経路がスムーズになって代謝活性が高まり、脂肪が燃焼するメカニズムがアップします。

 

代謝を高めて内臓脂肪を燃焼させるツボ

合谷

手の甲がわの人差し指と親指のへこみの部分の手首側にあります。親指と人差し指の骨がぶつかる手前を狙うのがポイントです。

 

足三里

膝の下の脛側で、膝小僧の舌から指4本のところになります。立ったじょうたいよりも座ったほうがらくに見つけられます。

 

腎兪

背中の腰のくびれの高さを目安に、背骨からそれぞれゆび2本分外側に当たるところになります。デスクワークの合間に押すと効果的です。

 

曲池

腕を振るときにひじを曲げるような状態にします。このときに肘の外側にできる窪みをおします。免疫力も増強します。

 

中かん

お臍と鳩尾のちょうど真ん中あたりになります。強く押しすぎると刺激が強い部位なので軽く押さえたり、手のひら全体を使って押し当てるようにします。

 

天枢

お臍から外側へ向かって指3本分のところになります。親指以外の指を全て押し当てて軽くツボ押しします。

 

気海

お臍の真下に向かって親指が1.5本分のところになります。腸があたたまるので、内臓脂肪がスムーズに動きやすくなって代謝が更に促進されます。

 

ツボの見つけ方

ツボはインターネットなどでツボ押しで検索をかけて、その位置を把握することが正しいツボ押しの近道になります。そのうえで、実際に指でなぞるように探して押してみましょう。

 

何も感じなければツボでない可能性があります。少し痛いけれど心地よい肩もみのような感覚があれば、ツボの位置になります。

 

ツボは体調が思わしくないときは、押すと飛び上がるように痛みを感じることがありますので、押す加減を調整しましょう。

 

ツボの押し方

親指の腹をツボにあてて押すのが一般的です。ぐっと皮膚に押し込むような感じでゆっくり優しく指圧して、心地よい痛みを感じたら押す力を弱めます。

 

呼吸の仕方も大切で、息を吐きながら押して、息を吸いながら指を離します。息をはくと筋肉が緩んでリラックスし、指圧による力が有効に血流の流れを高めます。息を吸いこんで押すと、筋肉が緊張した状態で硬くなり、ツボの圧が上手に経路に伝わりませんので注意しましょう。

 

基本的には腹式呼吸のリズムになりますので、鼻で吸って口で吐くをツボ押しの間は繰り返します。

 

ツボ押しのタイミング

ツボは押してはいけないタイミングに押すと体調を悪化させてしまいます。次のような状況ではツボを押さないようにしましょう。

感染症などによる発熱時。

入浴直後やサウナ直後。

飲食中若しくは飲食後すぐ(飲食後30分以内はやめておきます)。

怪我や皮膚疾患などがツボの周囲にあるとき。

手術直前若しくは手術後すぐ。

体調がおもわしくないとき。